ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< March 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 作り直された「原爆死没者慰霊碑」 | main | 家族を時代と共に記録する >>
2016.09.22 Thursday

何のために会議中の写真を撮るのか

【渋谷NHK:1975.3.14】

suishiの職場、渋谷にあるNHKの会議室のひとこま。キャプションには「音楽家の呼び方会議」とある。一体何の会議なのだろう?と調べてみた。

 

NHKでは放送番組に登場する外国の音楽家や演奏団体の呼び方を統一して、アナウンスと文字表記の資料とするために『外国音楽家の呼び方』という本を刊行している。初版は1954年であるが、1978年に『新・外国音楽家の呼び方』が出ている。新版には1971年以降に日本国内で発売された外国人音楽家のレコードを中心に、個人演奏家や団体の原綴のアルファベット順、呼び方はカタカナ表記している。

 

写真は1975年であるから、おそらくその本の編集会議であろう。

 

suishiは1940年代より外国音楽資料のエキスパートとしてNHKでは異動することなくその道一筋。1975年3月時点では58歳。定年間近のおそらく会議の中心となるべきポジションにいたはずだ。ところが、会議中ひたすら写真を撮っている。

大量の資料の山の前に、表情も険しい。当時の会議といえばタバコ。それぞれの前に灰皿が用意されている。

 

資料の確認だろうか。どこかに電話をする女性。

 

というか、suishi完全無視。カメラ目線など皆無。みんなsuishiのことハミにしてるの・・??

 

アルバムの最後にこんな写真があった。センターに座っているのがsuishi。やっぱり、会議の中心メンバーだったんだ。ハミにされていたんじゃなかったんだ。さすが管理職!

 

実はsuishi、気配を消して気づかれずに写真をとる職人技を持っていた。私も記憶にあるのだが、首からカメラをぶら下げたsuishiが視覚に入ったことに気づいた頃にはすでにシャッターが下ろされている感じ。動作に一切ムダがない。80歳近くなってもその技術に衰えはなかった。

 

おそらくこの会議も、suishiは管理職としてうまくファシリテートしつつ、瞬間瞬間を記録していたのであろう。

 

ちなみにこの写真、NHKの広報誌など業務で使うものではなく完全なプライベート写真である。

 

suishi58歳、何のためにシャッターを下ろしていたのだろうか。

2017.03.26 Sunday

スポンサーサイト

コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Powered by
30days Album
PR